リゼロ45話を解説|発魔期と結界、憂鬱の魔人やロズワールとの問答について

アニメ

今回はリゼロ45話の内容を、原作勢である筆者が45話の内容を補完しながら解説していきたいと思います。

ネタバレは極力避けていくので、

黒ナマコ
黒ナマコ

45話見たけどよくわからんかった…

というアニメ勢の方は見ていってもらえると嬉しいです。

では解説に移りますね。

<script>” title=”<script>

<script>

冒頭のキスシーンと「発魔期」について

Re:zeroから始める異世界生活 45話より

本題に入る前に少し補足しておきます。

アニメの冒頭で出てきたエキドナとキスをしていたロズワールは「ロズワ―ル・A・メイザース」。

彼はロズワール家の初代当主であり、現代の12代目当主である「ロズワ―ル・L・メイザース」とは全くの別人なのでご注意を。

「じゃあなぜ、今のロズワールもエキドナを慕っているの?」と思われる方もいるはず。

この辺はもう少しでわかってくるのでお待ちください。

続いて発魔期について。

発魔期とは「強い魔力を持った存在の、マナの貯めすぎによって起きる体の不調」のこと。

黒ナマコ
黒ナマコ

ovaである「Memory Snow」でパックに起きた現象と同じものです。

400年前は魔法を扱える人間がほとんどおらず、ロズワールもこの時は魔法の存在を知りませんでした

通常はマナを発散する(魔法を使う)ことで体調の悪化を防ぐのですが、今から魔法を教えているとロズワールの命が危ない状態だったんですね。

だからエキドナはキスをすることで、手っ取り早くマナの調整を行いロズワールを救ってあげたということです(エキドナも発魔期を経験済み)。

ちなみにこちらについては、作者である鼠色猫さんもtwitterで解説されています。

「憂鬱の魔人へクトール」と聖域の「結界」の目的について

Re:zeroから始める異世界生活 45話より

今週登場した「憂鬱の魔人へクトール」について、鼠色猫さんはtwitterで以下のように述べられています。

ここから推測すると、400年前は魔女因子が入った女性が「魔女」・男性が「魔人」と呼ばれていたと考えられますね。

ロズワールをぼこぼこにしていたことから、圧倒的な強さを持つキャラだということはわかります。

しかし彼は原作でもこのシーン以降全く登場しておらず、わかっているのはこの時エキドナを追いかけていたということだけ(なのに声優さん豪華すぎ…)。

ちなみにアニメ版ではカットされた、原作14巻での二人のやり取りを抜粋したものが以下になります。

「その言いよう……あなたは何も変わらないな。決別したとき、そのままだ」

お前の口の利き方も、相変わらずなってない。どうしてそんなに可愛くない喋り方をするようになったのかーぁな。昔は、あんなに可愛かったのに

Re:ゼロから始める異世界生活 14巻 p96~97より
黒ナマコ
黒ナマコ

二人の関係に確定した情報はなく、兄弟・親類・恋人など様々な関係が考えられます。

また、なぜ現代のロズワールが彼に似た喋り方をするのかも不明なまま。

この辺はいつか明かされる日を待ちましょう。

続いて結界の目的について。

Re:zeroから始める異世界生活 45話より

エキドナが聖域を作った目的は、不老不死を実現するためだとアニメでも説明されていました

しかし実際はエキドナが隠していた目的があり、それが「追手であるヘクトールへの対抗策」というわけです。

そして、以下がアニメではカットされたスバルとラムの考察になります。

「話にでてきた『憂鬱』ってのは何者なんだ?」

「ラムも『憂鬱』なんて存在のことを聞くのは初耳よ。『強欲の魔女』ですら名前程度の知識だけど『憂鬱』は正真正銘、聞いたこともないわ」

七つの大罪は、傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲の七つ……だけど、昔はこれと違って、今の形に統合された大罪があったって聞いたことがある

確か……『憂鬱』と『虚飾』だったと思った

そもそも、『聖域』が作られた目的すらリューズ様に隠匿していた。つまり、『憂鬱』の存在は意図的に消されているのよ。その目的まではわからないけど

『聖域』はエキドナが作った『憂鬱』への対抗手段で、リューズさんに与えられた役割と、複製体が生まれる仕組みはカモフラージュ、か?

そうまでして、隠し通さなければならなかったのね。ー『憂鬱』の存在を

Re:ゼロから始める異世界生活 14巻 p111~113より

エキドナはヘクトールの存在を隠すために、リューズ達にも真の目的を伝えていなかったと考えられますね。

憂鬱の存在を隠そうとした理由は原作でも不明なままなので、未だに謎に包まれています。

聖域の「結界」の発動方法について

Re:zeroから始める異世界生活 45話より

結界の発動の会話の際に、アニメではカットされたエキドナのセリフが以下になります。

「理論の構築は済んでいる。結界の条件付けに必要な血は、聖堂に十分集まったはずだ

Re:ゼロから始める異世界生活 14巻 p87より

つまり聖域の結界を構築するためには、アニメの情報と合わせると

  • 大量の、人間と亜人の混血児
  • 多くの時間をかけて自分のマナと土地を馴染ませた、結界の核となる存在(リューズ)

2つの条件が必要だったと言うことです。

しかしヘクトールが襲来したことで、本来必要な工程である土地とマナを馴染ませるための時間が足りませんでした。

そこでリューズのオドを触媒に聖域の核を作り上げる(要約:リューズが生贄になる)ことで、時間をかけず即座に結界を完成させたというのが今回の回想での話です。

きっと本来はリューズが水晶に閉じ込められることなく、土地を通してリューズから結界に必要なマナが流れ込むだけだったはず。

だからベアトリスは、これからもリューズと一緒にいられると思っていたんでしょう。

黒ナマコ
黒ナマコ

最後のリューズのベティ呼びは少しきました。リゼロは幼女にも一切の容赦がないアニメです…

スバルとロズワールの問答・「降伏勧告」について

Re:zeroから始める異世界生活 45話より

少しややこしいので言っておくと、前半の聖域の成り立ちとスバルの降伏勧告とは直接的な関係はないのでご注意を。

それではこの場面を説明していきます。

まずスバルの言っていた降伏勧告とは、屋敷に向かわせた刺客(エルザたち)を止めろ=福音書に従い続けるのをやめろ、というもの。

しかし、ロズワールはこれを拒否します。

ここで出てきたスバルが信じる想いの強さとは、ガーフィールのように「行動を変えても、想いの本質は変わらない」というものだと思われます。

これに対しロズワールが信じる想いの弱さとは「行動を変えれば、想いも変わってしまうというもの。

原作でもこの場面は、地の文でスバルの推測が以下のように説明されています。

今、やっとわかった気がする。

ロズワールは、自分の想いを肯定されたいのだ。想いとはこうあるべきなのだと、自分以外の想いを肯定することで信じたいのだ

だからロズワールは、ガーフィールに、弱いままであってほしかったのだ。

自分の想いに拘り続けて、変わらないものを必死に守り続ける。そんな彼のままであり続けてほしかった。ーそう願ってくれる仲間だと、懇願していたのだ。

Re:ゼロから始める異世界生活 14巻 p238より

だから、ロズワールにとって「叡智の書を信じることをやめる」=「自分が信じているエキドナへの想いを否定する」になるんですね。

始めに彼がガーフィールに不快感を示したのも、自分の理想とする想いの在り方から変わってしまったから。

続いてロズワールはエキドナへの今も消えない想いを語ります。

彼にとってエキドナへの想いと叡智の書に従い続けることは同義で、それは何人たりとも変えられないのだと。

ここで、

エキドナを想っていたのは何代も前だし、今のロズワールには関係なくない?

と思った方もいらっしゃるのでは?

これに対するスバルの考察が以下になります。

四百年ーシーマに聞いた話が正しければ、それはメイザース家が『聖域』を管理し、魔女エキドナの願いを継いでからの、長い年月そのものだ。

代々当主がロズワールの名を襲来するロズワール家では、その『聖域』を管理する役目も同じく継承されてきた。

その名と使命の持つ意味を、ロズワールは混同している

一族の悲願を自分の悲願と思い込み、ロズワールはこれまで生きてきてしまった。常人ならば容易く諦められた道筋を、才人であったロズワールは歩めてしまった

恩師への純粋な敬愛は歪み、呪いとなって一族を縛り付け、一人の魔人を生み出した。

それがメイザース家、四百年の悲願を継ぐ男、ロズワール・L・メイザースなのだ。

Re:ゼロから始める異世界生活 14巻 p239~240より

要約すると、ロズワールにとって一族の悲願は自分の悲願何代も前のエキドナへの想いも自分の想いと同義である、ということ。

だから彼はスバルに降伏せず、エミリアが戻ってくるまで叡智の書に書かれた未来が覆されたとは認めません。

二人が信じる想いの形は全く違うため、交渉は決裂したわけです。

ただこれだけだと、ロズワールの最終目的(叡智の書の描く未来)は見えてきません。

そこで最後にロズワール家の悲願について少し説明したいのですが、若干のネタバレを含むので見たくない方は飛ばして下さい。

大丈夫でしょうか?

恐らく今回の話で納得できる方もいると思いますが、ロズワール家の悲願とは「サテラに滅ぼされたエキドナの復活と再会」です。

叡智の書にはそのための未来の道筋が全て書かれていて、一族はずっとそれに従って行動してきました

現代のロズワールの行動である

  • エミリアを王にすること
  • スバルをエミリアの騎士にすること
  • 聖域の解放

全て悲願のために叡智の書に従った結果です。

ロズワールにとって叡智の書無しで悲願を遂げる方法は今は無く、さらに彼が信じているのは想いの弱さ(行動と想いは結びついたものだ)という考え方

だから彼は魔書を捨てられず、信じて従うという行動をやめられないというわけです。

スバルの大事な人間(レムやペトラなど)がいる屋敷に刺客を放ったのも、スバルに何を犠牲にしてもエミリアだけは絶対に守る覚悟を決めさせ、自分の悲願の達成を確実にするため

黒ナマコ
黒ナマコ

一途なゆえにどんな非道も行えてしまう、非常に恐ろしいキャラであると言えますね。

まとめ|リゼロ45話に詰められた情報は盛りだくさん!

リゼロ45話の疑問点は解決しましたか?

正直、30分に入れられる分量じゃないと思いました…。

少しずつ咀嚼して、リゼロの世界をより深く味わってくれたら嬉しいです。

ちなみに次週46話の解説をこちらで行っているのでよろしければ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました