先日「大乱闘スマッシュブラザーズ SP」にて、クッパを使用して無事vipに入ることができました。

初心者や中級者の憧れであるvipマッチ。
8月のアップデートにより難易度はかなり下がりましたが、それでも上位5%という高い壁であることは間違いありません。
今回は「クッパでvipを目指すなら意識したいこと」をいくつかの項目に分けて解説したいと思います。
全部を一度に覚えようとしなくていいので、少しずつ立ち回りに取り入れていって下さいね。
ちなみに筆者はスマメイトとは無縁の一般プレイヤーで、オンライン大会で好成績を残したことなどもありません(発生フレーム、何ですかそれ?)。
こんな私でもいけたので、なかなかクッパでvipに行けない方はぜひ参考にして下さい。
クッパを使う際、一番大事なのは相手の動きを見ること
これはクッパに限った話ではないのですが、間違いなく勝率に直結することなので聞いてください。
クッパを使う上で一番大事なことは「相手の動きを見ること」、もっとわかりやすく言えば「相手が当てたがっている攻撃を考えること」です。
例えば以下のような場面。

相手のガノンドロフが取ろうとしている行動としてはどのようなものが考えられるでしょうか?
下投げ→空Nを狙っているのかもしれませんし純粋にDAかもしれませんよね。
するとジャンプをしようという考えが浮かんでくると思います。
このようにクッパの基本的な立ち回りはステップなどで相手の攻撃をよけて、その後隙に攻撃をするというもの。
予測した攻撃が来た時に、目視で反応できるだけの距離を相手と開けておくのがポイント!
なかなかクッパの勝率が安定しないよという方は、
- 相手の動きを見ずに、自分のやりたい攻撃をガンガンしていないか
- 相手が、いま何の攻撃を当てたがっているかを考えながらプレイしているか(自分はその攻撃が来た時に反応できる位置にいるか)
を考えてみてください。
相手のコンボ始動技を徹底的に拒否するだけでも、面白いくらい勝てるようになります。
これは超重要ポイントなので、最低限これだけでも覚えて帰って下さい。
ダメージを稼ごう(序盤の立ち回り)
クッパは相手の攻撃を誘ってから動いた方が強いことはお話しました。
ただ相手が飛び道具キャラだったり、こちらがリードしている状態など攻めた方がいい場面はもちろん存在します。
ここでは序盤のダメージ稼ぎに使いやすい技を紹介。
NB(クッパブレス)

言わずと知れたクッパの主力技。
相手の%にもよりますが、近くで当てれば30%以上のダメージが入ることもよくあります。
この技を使う際に意識したいのは、必ずジャンプで相手に近づきながら使うこと。
ガードされても削ってヒットすることが多いので、相手が正面にいる場合はかなり強力な技の一つです。
ただ外した時のリスクもでかいので、反撃されたらやられる場面では使用を控えましょう。
空中前攻撃

発生が速い、クッパの立ち回りの主軸となる攻撃技。
基本的にジャンプから急降下して使うといった、相手の攻撃をよけた反撃としての役目が大きいです。
飛び道具キャラへの初撃、空中の相手への追撃など様々な場面でお世話になります。
さらに嬉しいのが後隙がほとんどない点。
牽制の意味でもガンガン使っていって大丈夫です。
ガーキャン上B,ダッシュ上B

クッパの上Bは発生がかなり早めに設定されています。
特に使うことが多いのは相手の空中技をガードして密着状態になった時。
かなりの高確率で当てることができます。
基本的にわかっていても相手からはどうしようもないので、序盤のガーキャン行動はこれ一択。
またダッシュしながら相手に近づくように使うことで、横必殺技やDAを警戒してその場回避をした相手に当たることもしばしば。
こちらも優秀なダメージソースとなる技です。
補足: コンボやその他の技について
ここは上の3つより少し優先度は下がりますが、覚えておくとより勝つ可能性が高まりますよ。
まずクッパのコンボで実用性がありそうなのは以下の2種類。
- 上投げ→ジャンプ→上りながら上B
- 上投げ→ジャンプ→空中前攻撃
しかしどちらも相手の%がほぼ0でないと使えないため、序盤に相手を掴めたら使うくらいの意識で大丈夫。
ちなみに優秀な技として知られる空中ニュートラル攻撃ですが、うまく当てることができないと相手が吹っ飛ばず手痛い反撃をもらうことになってしまいます。
筆者はうまく扱えなかったのでここでは述べませんでしたが、当てられる方はガンガン使って下さいね。
他にもステップから使う横強攻撃、空中からよく攻めてくる相手への上強攻撃がありますがそれらは実戦の中で覚えていきましょう。
崖の展開について
相手が崖際にいる際に取れる選択肢で強力なものを紹介。
クッパブレス(NB)

崖下に吐くことで真上や横に攻撃判定のないキャラの多くにダメージを与えることができます。
相手が復帰をミスって落ちてくれることも結構あるので、積極的に狙っていきましょう。
空前による追撃

相手をバーストできるときはこちらの選択肢もありです。
これを狙う際に気をつけたいのが、毎回狙わないということ。
相手を倒せるのでどんどん狙いたくなる気持ちもわかるのですが、あまりにも使うと相手に読まれてしまいます。
上記のクッパブレスや、後述のもう一つの技も使いながら崖での行動にバリエーションをつけましょう。
相手に警戒されていない時に突然狙いにいくやり方が、成功率が高めです。
小ジャンプ空下による攻撃

こちらは少しタイミングが必要な空中下攻撃についてです。
相手の復帰技のタイミングを狙ってメテオを狙ったり、相手の回避に合わせて使うことで有利状況を継続したりします。
持続が少し長いのでその場上がりにも当たり、崖展開の継続にもつながります。
ただあんまり崖端で使うと自殺してしまうので、その辺は使いながら覚えていってください。
バーストについて
各種スマッシュ攻撃
横スマは基本的に相手の空中からの攻撃をステップなどでよけた後の反撃として使います。
地上技の反撃として使うのは、相手のガードが間に合うことが多いのであまりおすすめできません。
上スマ・下スマは基本一転狙いなので特定の相手(プリンやヨッシーなど空中戦キャラや単純に横回避を良くする相手)に対して以外、あまり使いませんでした。
横B

バーストだけでなくダメージ稼ぎにも使える超優秀な横必殺技。
困ったらこれを狙えば間違いないです。
空中から掴むこともできるという反則の性能をしているため、地上でガードを張っている相手にも有効。
vip前では一番お世話になりました。
上強

左右と上に当たり判定のある上強攻撃。
相手の横回避やジャンプからの攻撃がうざい時はこれです。
基本的に130%ぐらいは必要なので、本当に困った時の最終手段となります。
下B(ヒップドロップ)の使用は地上から
相手がガードしていた場合一発でガードクラッシュさせることができるこの技。
基本的に空中から使っても、滅多に当たらずスマッシュによる反撃を食らうことが多いです。
唯一使うとしたら地上で相手にダッシュで近づいた際に不意打ちとして使うくらい。
ぶっちゃけvipに行くだけなら、ほとんど使用することはありませんでした。
苦手キャラについて
パルテナ

基本的に無理ゲーです。
- 飛び道具もち
- 空nかすったら40,50%が確定する
- 着地狩りも優秀
- 復帰はカウンターで詰まされる
正直クッパを倒すために生まれてきたと言ってもいい性能をしています。
ガーキャン上B・ステップ横強・崖でのクッパブレスなどで泥臭く立ち回り、横bで倒すぐらいしか解決策がありません。
スマッシュはカウンターされた瞬間ゲームオーバーなので、よっぽど当たる確信が無い時は打たない方がいいです。
常に相手からの攻撃を待つことを心がけましょう。
それでもかなりキツいというのが本音。
飛び道具キャラ(リンク系,シモリヒ,サムス系)

基本的にダッシュガード・ステップ回避・ジャンプを織り交ぜて少しずつ近づいていきましょう。
彼らと戦う上で気を付ける点は近づき方がワンパターンにならないこと。
相手に動きが予測されてしまうと投げなどで距離を取られて、また一から近づかなきゃいけないことになってしまいます。
近づくふりをして引きステップを混ぜたり、ガードで近づいたら急にジャンプして急降下空中前攻撃をしたりなど様々なパターンの動きをしましょう。
おすすめしないのが横回避で近づいていくやり方。
無敵時間が短くなっていくので、絶対にどこかで捕まります。
そして一番大事なのはイライラしないこと。
イライラすると相手が何をしようとしているのか考えられなくなり、自分の当てたい技を押し付けるプレイングになりがちです。
基本的に連射してくる飛び道具ではクッパは死なないので、むしろバーストされないだけマシと考えましょう。
まとめ クッパでvipを目指すなら、最も大事なことは相手の動きを見ること
クッパのように、飛び道具もないでかくて重いキャラは相手のコンボによっておもちゃにされることが多いです。
まずやることは「相手のやりたがっている行動を常に考えながら戦い、距離をとって拒否すること」。
うまく拒否できない場合はキャラ対策動画などを探してみるといいですよ。
次にそれぞれの場面で使える優秀な技の一覧が以下になります。
- 立ち回り→NB,空前,ガーキャン・ダッシュ上B
- 崖展開→NB,空前,小ジャンプ空下
- バースト→横スマ,横B,上強
少し多いかもしれませんが、ワンパターンにならないことを意識するのが大事!
この記事の内容を取り入れていただければ、間違いなくvipに近づけます。
ぜひ実戦で使ってみて下さいね。
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